床暖房とエアコンそれぞれのメリットとデメリット

床暖房とエアコンの違いとは

エアコンと床暖房、どちらを冬の暖房として利用すればよいのでしょうか?ここでは、この2つの違いについて解説していきます。

エアコンは天井近くから温風を出すことで、室内を温めます。しかし、温かい空気は自然対流によって天井付近に上昇していくため、エアコンではなかなか足元まで温めることはできません。しかし、部屋全体が温まるまでの時間は床暖房よりエアコンのほうが早いケースがほとんどです。また、温風を噴き出して室内を温めるため室内に溜まったほこりやハウスダストを巻き上げてしまう可能性もあります。また、空気が乾燥するために加湿器を併用するケースもあります。

床暖房は、床板と床下の間に熱源を設置して足元から室内を温めます。そのため、部屋を暖めるまでにはエアコンより時間がかかります。しかし、エアコンのように空気を乾燥させることなく室内を温めることができ、また温風を使わずに室内を温めることができるため、ほこりやハウスダストを巻き上げることもありません。