床暖房を後付けする方法と注意点2
張り替えする方法
普通の床を床暖房にする場合には、重ね張りと張り替えの2つの方法があります。ここでは、張り替えの特徴と注意点などについて解説していきます。
張り替えとは、今ある床を剥がして床暖房を設置する方法のことを言います。リフォームの規模としては比較的大きなものとなり、騒音やほこりも発生します。張り替えの工事にかかる日程は、2日から3日となっており、重ね張りに比べて少し長くなります。
張り替えは、重ね張りのように床に段差ができないためつまずく可能性は低くなるというメリットがあります。しかし、費用は重ね張りに比べて高額になります。その理由は、リフォーム代金に剥がした床の処分費用も含まれるためです。また、床を剥がす工程が増える分リフォームにかかる時間が増えることも、費用が高額になる理由のひとつです。
張り替えで床暖房を導入しようという方は、このようなデメリットも頭に入れながら自宅にふさわしい方法でリフォームを行うようにしましょう。